安価で比較的加工しやすく

入手しやすい金属であるため、人類にとって最も利用価値のある金属元素である。

特に産業革命以後は産業の中核をなす材料であり、「産業の米」などとも呼ばれ、「鉄は国家なり」と呼ばれる程、鉄鋼の生産量は国力の指標ともなった。

この為、鉄鋼産業には政府の桿入れも大きく、第二次世界大戦後の世界的な経済発展にも大きく影響している。

鉄は、鉄筋や鉄骨などとして多くの建物の建材に使われる。

また、炭素をはじめとする合金元素を添加することで鋼となり、炭素量や焼入れなどを行うことなどで硬度を調節でき、工具鋼においては固体材料のなかで最も強度増幅能力が高く安価な部類に属するため不変形特性が重要でかつ加工形状の自由度が要求される金型に多用される。

また、同様の原理により刀や刃物、自動車部品などにも使われる。

鉄は多くの金属と有用な合金を作ることで知られる。

代表的なものとして、通常の鉄は空気中や水分を含む場所でゆっくりと酸化し、錆を生じるが、鉄とクロム・ニッケルの合金であるステンレス鋼は錆びにくく、比較的安価な合金として知られる。
update:2010年02月23日